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2018年度MEグループ入社式(社長訓示)

2018年4月2日(月)
株式会社マイスターエンジニアリング

新入社員の皆さんこんにちは。皆さんと同じように、本日から社長を務めることとなりました平野です。

本日ここに、当社ではメカトロ68名、ファシリティ12名、
シグマコミュニケーションズでは14名、
栄信電気工業では1名、
蒼設備設計では1名、
合計96名の新しい仲間を迎えることができ、大変嬉しく思います。

本日は新入社員訓示ということでお話を差し上げますが、新入社員の皆さんにだけ特別に当てはまる何かというものはありません。私も含め、企業に属して働いているということは、全員等しくプロフェッショナルであり、それは新入社員であっても、30年目であろうと、何ら変わりません。
故に、本日の訓示は、新入社員の皆さんに新たにご理解いただくだけでなく、私を含めた全社員がプロフェッショナルとしての認識を新たにするためにあります。

プロフェッショナルとは何でしょうか。
色々な定義がありますが、「対価を得て成果を出せる人」ということです。
プロフェッショナルとしての成功の根幹となるのは、「リーダーシップ」です。
世の中は、リーダーシップに目覚めている人とそうでない人、この2種類に分かれます。これに目覚めているかどうかは、少し話せばすぐにわかります。成果を出している人は、必ずリーダーシップを発揮しています。

リーダーシップとは、「自分が主要な当事者として、成果を最大化するために考え行動する」という日々の過ごし方を指します。平たく言うと、自分の家の玄関前が散らかっていたら掃除する、自分の家族の具合が悪そうであれば薬を渡す、という当たり前の行動を、仕事はもちろん日常にも広げるということです。
職場での具体的行動として挙げれば、こうしたらもっと良くなるのではと提案することはもちろん、会議の中で発言して貢献すること、先輩に言われたことをきちんとメモして早く覚えること、わからないことを整理して質問すること等です。
故に、リーダーシップとは、集団の中での、いわゆる「リーダー」という役割の話ではありません。集団の構成員一人一人が発揮するべきものです。
今申し上げたことが、当社の経営理念の「至る処に主体となる」ということです。新入社員として、新任課長や部長としてこうすべき、というような話は世間に溢れていますが、それらは全て小手先のテクニックの話であり、リーダーシップという根幹がなければ意味を成しません。

当社の手掛ける事業は、社員の皆さんの日々の努力がその通り成果となります。故に、皆さんがリーダーシップを身に着けること、すなわち至る処に主体となることで、皆さん自身の価値を高めることが、我々全員の成功と発展につながります。

皆さんの入社を心から祝福し、歓迎の挨拶と致します。

以上